44.実家を売却するタイミングについて

公開日:2021年05月07日

夫婦

「実家を売るタイミングはいつが良いだろうか」

実家売却をお考えで、このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。

今回は実家を空き家にするといけない理由や売るタイミングについて紹介します。

実家を空き家にするといけない理由とは

実家を空き家のまま放置すると大変危険です。

ここでは空き家にすることで起こる問題点を3つ紹介します。

 

1つ目は、維持費がかかることです。

誰も住んでいなくても、家を持っていれば毎月維持費を払う必要があります。

さらに、管理費や修繕積立金、状態によっては修繕費もかかるかもしれません。

もちろん、保険料や固定資産税、都市計画税も負担となるでしょう。

 

特に税金に関しては、気を付ける必要があります。

戸建てだと、空き家をそのままの状態にしておくと、固定資産税や都市計画税が増えるリスクがあります。

 

2つ目は、不動産の価値が下がることです。

実家をこまめに掃除や補修をしていたとしても、価値が下がることは避けられません。

空き家は人が住む場合と比較しても、劣化が進みやすいです。

また、長い間空き家であるという事実は、古びた汚いイメージを持たれやすく、購買意欲の低下にもつながります。

 

3つ目は、事件や事故の原因となることです。

自分の家族や親戚のみならず、近くに住む住人にも迷惑がかかる可能性があります。

また、泥棒が入ったり、ゴミが捨てられたりする原因にもなります。

そうなれば、見た目にも悪影響が生じてしまい、地域の地価を下げる原因となります。

 

さらに、ライターなど可燃製品の不法投棄が原因で火事になる恐れもあります。

もし周りの家を巻き込む大きな火事が発生した場合は、修繕費に加え、損害賠償もかかってきます。

家を売るタイミングを紹介

家を売るタイミングは、相続前か相続後かに大きく分けられます。

それぞれのタイミングで売却するメリットについて解説します。

 

まず、相続前に売却する場合から解説します。

相続前に売るメリットは、先ほども説明したように維持費が減ることと、高額な現金が手に入る可能性があることです。

 

一方、相続後に売るメリットは、実家を相続後まで使用できることと、相続税が抑えられることです。

しかし、後者は控除が使える場合ですので、使用できるか確認してから考えましょう。

まとめ

実家を空き家にするといけない理由や売るタイミングについて解説しました。

売るタイミングを考える際には、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

今回紹介したように、空き家のまま放置するのは危険ですので、その点もしっかりと考えた上で決定しましょう。

実家を売却したい方はぜひ当社にご相談ください。

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