45.実家売却までの手順について
公開日:2021年05月10日
売却の手順についてきちんと知っていますか。
手順を知らずに実際売却するとなると、戸惑うことも多いでしょう。
そこで、実家売却までの手順や実家売却を成功させるためのポイントについて紹介します。
実家売却までの手順を解説!
実家の売却は早めが重要です。
実家売却を先送りにしていると、色々な費用が発生してしまいます。
また、管理する手間も増えてしまいます。
そのため、実家売却をお考えの方は、可能な限り早めに売却しましょう。
ここでは実家を売却する際の4つの手順を簡単に説明します。
1つ目は、相続登記を行うことです。
相続登記とは、被相続人が亡くなり、相続が発生したときに被相続人が所有していた建物や土地などの不動産の名義変更手続きのことを指します。
相続登記自体は行う義務はありませんが、行わなかった場合に「自分の不動産である」という主張ができなくなります。
そのため、相続登記ははじめに済ませておきましょう。
2つ目は、不動産売却を依頼する業者を選ぶことです。
不動産会社に売却をすると手数料が発生するものの、プロの見解が聞けたり、不安な点を質問できたりして、売却がスムーズにできます。
不動産の売却は大きなお金が動きます。
その分トラブルが発生する可能性も大きいため、実績が多い、信頼できる業者に頼めばとても心強いでしょう。
3つ目は、業者と仲介契約を締結し、売り出すことです。
業者が決まれば、売却業務を委託するために仲介契約を結びましょう。
仲介契約には、売却活動の条件や成功報酬など重要な事項がたくさん記載されています。
そのため、しっかり読み込んだ上で同意することが大切です。
4つ目は物件の引き渡しと登記です。
買い手が決定すれば売買契約を結び、物件の引き渡しや登記を行いましょう。
引き渡しの際には、必要なカギや家の備品を買い手に渡し、所有権を変更する登記の手続きをします。
それができれば、完了です。
実家売却を成功させるためのポイント
ここでは実家売却を成功させるためのポイントを紹介します。
実家売却を成功させるには、税金が抑えられる特例や控除を確認することが重要です。
相続税や譲渡所得税などの税金は実家を売って得た利益をもとにかかってきます。
そのため、利益が高いほど税金も高くなります。
しかし、条件を満たせば特例や控除が受けられ、税負担を減らせます。
場合によっては、特例により税金がかからないこともあります。
例えば、3000万円控除により、売却金額から取得費や諸経費を差し引いた金額が3000万円以下の場合は税金がかかりません。
これらの制度を知らないと大きく損をする可能性もあるため、確認しておきましょう。
まとめ
実家売却までの手順や実家売却を成功させるためのポイントについて解説しました。
今回紹介した手順を知っておけば、売却時の手続きがスムーズになるでしょう。
実家売却で他にお困り事がある方は、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。