47.仲介手数料について分かりやすく解説

公開日:2021年05月17日

スタッフ

空き家の売買で、仲介手数料についてお困りの方はいらっしゃいませんか。

不動産会社を経由するとかかる仲介手数料ですが、何にかかる費用なのか疑問に思う方も少なくないでしょう。

そこで今回は仲介手数料とは何か、仲介手数料に関する気を付けたいポイントについて紹介します。

仲介手数料とは何か

ここでは、仲介手数料の内容について紹介します。

 

そもそも仲介手数料とは、不動産会社に依頼した物件の売り手が、サービスの対価として支払うものです。

不動産会社は依頼主の物件を売るために、購入者を見つけ、買い手と売り手を仲介してくれます。

このような働きに対して支払われるのが、仲介手数料です。

仲介手数料に関する気を付けたいポイントをご紹介

ここでは、仲介手数料に関しての気を付けたいポイントを4つ紹介します。

 

1つ目は、仲介手数料には上限が決められている点です。

宅地建物取引業法という法律で、不動産会社が徴収できる手数料の上限は決められています。

そのため、それ以上の額の手数料を受け取った場合は法律違反となります。

またここでの上限額とは、必ずしもその金額まで徴収できるというわけではありません。

 

2つ目は、売買契約が交わされてから発生するものである点です。

仲介手数料は成功報酬とも言われるように、売買が成り立って初めて不動産側に請求権が生じます。

そのため、契約が成立するまでは仲介手数料を支払う必要はありません。

 

3つ目は、手数料の支払い条件を話し合う点です。

売買契約が成立した時点で、一気に仲介手数料を全額支払うのも可能です。

しかし、契約時点ではまだ引き渡しが終わっていない場合が大半です。

そのため、契約成立時に仲介手数料の半分を払い、残りは引き渡しが終了してから払うと良いでしょう。

 

4つ目は、仲介手数料の他にかかる費用に関する点です。

仲介の仕事の範囲内でかかる費用は基本的に不動産会社側の負担分となります。

つまり、一般的な仲介の仕事で要する宣伝費用や購入希望者への接客の費用は、依頼者に徴収できません。

 

しかし、依頼側からイレギュラーで頼まれた宣伝費用などは徴収可能です。

例としては、依頼者の希望でかかる通常では行わないような宣伝、購入希望者との交渉に要する費用が挙げられます。

まとめ

仲介手数料とは何かや、仲介手数料に関して気を付けたいポイントについて解説しました。

この記事で紹介したことを把握しておけば、依頼時にもスムーズに進められるでしょう。

空き家の売却をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。

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