不動産の権利書が無い?紛失時の対処法。

公開日:2022年03月14日

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不動産の権利書の紛失に気がついたら慌ててしまいますよね。

不動産において権利書は重要な書類、紛失して焦らない人はいません。

今回は、不動産の権利書とはどのようなものなのか、権利書を失くした際の対処法について解説をします。

□権利書とは?何に使うの?

*権利書とは?

所有権を取得し登記を済ませた人に発行されるもので、正式には「登記済権利証(2005年以降は登記識別情報)」と呼ばれています。

2005年より開始された登記識別情報は、アラビア数字とその他の符号の組合せからなる12桁の英数字で登記名義人にのみ通知されるパスワードのような役割を担っています。

重要な12桁の英数字であることから、厳重な管理が必要です。

 

*権利書の使用用途

権利書が必要な場面に出会うことはそうそうありませんが、利用をするのは次のような場合となります。

·不動産の譲渡

·抵当権の設定

·不動産の所有者を証明する何らかのとき

 

譲渡や抵当権の設定は所有者の不利になる行為です。

本当に所有者の意思によってなされているかの確認をするために権利書は利用をされます。

□不動産の権利書をなくした際の対処法を解説

めったに利用しない不動産の権利書だからこそ紛失しやすいものです。

「不動産の登記したあと一回も見ていない」という人も少なからずいらしゃるのでは無いでしょうか。

また、不動産の所有者が亡くなってしまって、相続が必要なのに在処がわからないといったことも多くあるようです。

頻繁に使うものでは無いため、無くしてしまう可能性が高まるものですが、権利証を紛失してしまうと再発行はできないため注意が必要です。

現在使用されている登記識別情報も同じで再発行されず、12桁の英数字の変更はできません。

ただ、失くしたからと言ってすぐに悪用される心配はないのでいったん落ち着きましょう。

土地の権利書類は法務省で原本が管理されており、登記変更する際は、原本との一致を確認するので、悪用される可能性は極めて低いです。

しかし権利書で土地の名義変更は可能ですし、大切な権利書を失くしているのですから、100パーセント大丈夫とまでは言い切れません。

特に実印や印鑑登録証と合わせて紛失した場合は、早急に対応をしましょう。

以下に2パターンの対処法を順に説明します。

 

不動産の権利書を紛失したと分かったときは以下のような対処をしてください。

1. 法務局で不動産登記事項証明書を取得し内容が変更されていないことを確認

2. 法務局へ不動産の権利証の紛失を申し出る(登記識別情報の12桁の数字が盗み見られた場合も申し出てください)

 

不動産の権利証と合わせて実印や印鑑登録証も紛失した場合は、早急な対応が必要です。そのような切迫した状況の場合は次の対処をしてください。

1. 住んでいる市区町村の役場で印鑑証明書の廃止届をする

2. 法務局に「不正登記防止申出」を行う

3. 3カ月以上経過し登記事項に変更がなければ、ひとまず安心と判断できる

□まとめ

今回は不動産の権利書の概要と失くした際の対処法について解説をしました。

不動産の権利書を失くしてもすぐに困ることはありません。

ただ重要な書類なので権利書を悪用される前に、法務局へは届け出をしておきましょう。

焦らず落ち着いて行動することが大切です。

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